藤間爽子 家系図が複雑すぎる!三代目襲名の理由と祖母との壮絶な縁

更新日:2026年2月22日更新

藤間爽子(ふじま さわこ)さんが2021年に三代目藤間紫を襲名したのは、祖母・初代藤間紫の遺言と、二人が積み重ねてきた師弟関係にありました。

実父を差し置いて孫娘が継いだ理由、香川照之との親戚関係、そして元ジャニーズJr.の兄が選んだ道——それぞれに背景があります。

この記事では以下の内容について詳しくご紹介します

  • 藤間爽子の家系図と香川照之との親戚関係の背景
  • 実父を飛び越えて三代目を継いだ「祖母の遺言」の全容
  • 元ジャニーズJr.の兄・藤間貴彦が選んだ道
  • 朝ドラ「ブギウギ」での演技が視聴者の心を動かした理由
  • 祖母から受け継いだ「二刀流」の生き方

この記事を読めば、藤間爽子さんという表現者の背景にある「一族の絆」と「受け継がれた生き方」の全貌をつかめます。

目次

藤間爽子の家系図を一覧図解!香川照之や猿翁との関係は?

藤間爽子さんの家系図は、日本舞踊界と歌舞伎界が交差する名門です。

まずは一目でわかる形で、家族構成を整理していきましょう。

【一目でわかる】豪華すぎる親族・家系図テーブル

藤間爽子さんの家系図
出典:スポーツ報知

藤間爽子さんを取り巻く家族・親族関係を、表にまとめました。

続柄名前職業・肩書き
本人藤間爽子(三代目藤間紫)女優、紫派藤間流家元
祖母初代藤間紫(1923-2009)日本舞踊家、女優、紫派藤間流創流
祖父二世藤間勘祖(六世藤間勘十郎)藤間流宗家の舞踊家、人間国宝
義祖父二代目市川猿翁歌舞伎俳優、二代目藤間紫
藤間文彦元俳優、スーパー歌舞伎プロデューサー
島村佳江元女優
初代藤間翔(藤間貴彦)元ジャニーズJr.、日本舞踊家
叔父(義)香川照之(九代目市川中車)俳優、歌舞伎俳優

祖父は人間国宝、祖母は日本舞踊界の伝説的存在、両親も俳優、兄も元ジャニーズという芸能一家。

さらにこの家系図には、もう一つ重要な「縁」があります。

義祖父である市川猿翁と、その息子・香川照之との関係です。

市川猿翁・香川照之と「親戚」なのはなぜ?

藤間爽子さんと香川照之さんは、血のつながりはありません。

しかし、歌舞伎界の名門「澤瀉屋(おもだかや)」との親戚関係があります。

その理由は、祖母・初代藤間紫の再婚にあります。

初代藤間紫は、もともと祖父・藤間勘祖(人間国宝)と結婚していました。

離婚後、2000年に歌舞伎俳優の市川猿翁(当時は三代目市川猿之助)と再婚しています。

この市川猿翁が、俳優・香川照之さんの実父にあたります。

猿翁は1965年に女優の浜木綿子さんと結婚し、香川照之さんが誕生しました。

しかし香川さんが1歳の時に家を出て、1968年に離婚しています。

その後、長年舞台を共にしてきた初代藤間紫と2000年に正式に再婚しました。

つまり藤間爽子さんにとって市川猿翁は「義祖父」にあたり、香川照之さんは「義理の叔父」という関係です。

血縁はないながらも、祖母の再婚によって「澤瀉屋」という歌舞伎の名門一門とも縁が結ばれた——そうした経緯からくる家系図なのです。

なぜ孫が継承?三代目藤間紫を襲名した「壮絶な理由」

2021年2月28日、藤間爽子さんは26歳という若さで三代目藤間紫を襲名しました。

しかし「なぜ父ではなく孫なのか」という疑問は残ります。

通常、家元の継承は親から子へと受け継がれるものです。

それにもかかわらず、実父・藤間文彦さんを差し置いて孫の爽子さんが指名された背景には、祖母・初代藤間紫が遺した遺言と、二人の師弟関係がありました。

父ではなく爽子へ。祖母が遺した「遺言」

2009年に85歳で亡くなった初代藤間紫は、生前にある遺言を残していました。

「孫の爽子が年頃を迎えた暁に、三代目家元として藤間紫を襲名させてほしい」

出典:中日新聞(2021年2月28日)

この遺言を受けて、二代目藤間紫を襲名した市川猿翁は、2021年の継承式に際して次のようにコメントしています。

「初世の遺言通り、『孫の爽子が年ごろを迎えた暁に、3代目家元として藤間紫を襲名させて欲しい』という遺志を実現する時期に達したと思い継承させる運びとなりました」

出典:日刊スポーツ(2021年2月16日)

では、なぜ実の息子である藤間文彦さんではなく、孫の爽子さんが選ばれたのでしょうか。

父・藤間文彦さん自身は、その理由をこう語っています。

「紫は女性のイメージ。女性しか継ぐ名跡がなかった紫派藤間流」

出典:日刊スポーツ(2021年2月16日)

「藤間紫」という名跡は女性が継ぐもの、という初代の強い意志があったのです。

そして初代藤間紫は、早くから孫娘・爽子の才能を見抜いていました。

10代で背負った宿命。祖母・藤間紫との師弟愛

藤間爽子さんは、幼少期から祖母・初代藤間紫に師事してきました。

7歳の時、祖母と共に歌舞伎座にて長唄『鶴亀』で初舞台を踏んでいます。

そして初代藤間紫が才能を確信したのが、小学4年生の時の出来事でした。

爽子さんが舞った「羽根の禿(はねのかむろ)」という演目を、師匠である市川猿翁が絶賛。

あまりの出来栄えに、祖母・藤間紫が嫉妬したほどだったと伝えられています。

この時から、初代藤間紫は爽子を後継者として心に決めていたのでしょう。

爽子さんは、一人の舞踊家として祖母と向き合ってきました。

祖母にとって孫は、単なる血縁ではなく、自らが築いた「紫派藤間流」の未来を託せる存在だったのです。

2009年、初代藤間紫が85歳で亡くなった時、爽子さんはまだ14歳。

祖母が遺した言葉には、孫娘への深い信頼が込められていました。

そして12年後の2021年、26歳になった爽子さんは三代目藤間紫を襲名。

祖母が夢見た「紫派藤間流の未来」を背負う覚悟を決めたのです。

兄は元ジャニーズJr.!藤間貴彦が選んだ「妹を支える道」

藤間爽子さんの襲名には、もう一人の重要な存在があります。

兄・藤間貴彦さん(現・初代藤間翔)です。

爽子さんの襲名と同じタイミングで、兄の貴彦さんも初代「藤間翔(かける)」を襲名しました。

兄妹揃っての継承——その背景には、妹を支えようとする決意がありました。

ジャニーズ時代から現在へ。兄妹で守る藤間流の看板

兄・藤間貴彦さんは、1992年1月生まれ。

爽子さんより2歳年上です。

幼少期から祖母・初代藤間紫に師事し、9歳で歌舞伎座にて初舞台を踏みました。

2006年から2010年まで、ジャニーズ事務所に所属していました。

ジャニーズJr.内ユニット「Tops」のメンバーとして、「滝沢歌舞伎」や「PLAYZONE」などの舞台に出演しています。

しかし2010年、日本大学芸術学部演劇学科企画制作コースへの進学を機にジャニーズを退所。

大学卒業後は、日本舞踊の道を本格的に歩み始めます。

そして2021年2月、妹・爽子さんの襲名と同時に、自身も「初代藤間翔(かける)」を襲名しました。

この名前は、師匠である市川猿翁が「天翔ける心」という言葉から命名したものです。

「妹を支えて共に芸道に励む覚悟をした兄の貴彦には、私の生き様を示す『天翔ける心』から藤間翔と命名し、初代として名乗らせることを決めました」

出典:日刊スポーツ(2021年2月16日)

兄・貴彦さんは、家元を継ぐのではなく、妹を支える「師範」という立場を選びました。

華やかな芸能界の世界を離れ、日本舞踊の道へ。

その選択には、妹と共に祖母の遺志を継ぐという覚悟がありました。

伝統芸能と芸能界。二つの世界を繋ぐ兄妹の絆

現在、兄・藤間翔(貴彦)さんは、紫派藤間流の師範として若い世代の指導にあたっています。

劇団ひまわりの日本舞踊講師も務めるなど、伝統芸能を次世代に伝える活動にも力を入れています。

一方、妹・爽子さんは女優として第一線で活躍中。

2024年には朝ドラ「ブギウギ」でタイ子役を演じ、大きな注目を集めました。

兄は伝統芸能の世界で、妹は映像の世界で——。

二つの異なる場所で活躍しながら、二人は「紫派藤間流」という看板を共に守っています。

兄妹が揃って襲名した2021年の継承式は、初代藤間紫が夢見た「家族で支え合う流派」の象徴と言えるでしょう。

【最新】藤間爽子の活躍は「祖母の教え」そのもの

初代藤間紫
初代藤間紫
出典:ENCOUNT

三代目藤間紫を襲名してから3年以上が経過した現在、藤間爽子さんは女優と舞踊家の「二刀流」で活躍しています。

その姿は、祖母・初代藤間紫が体現してきた生き方そのものです。

初代藤間紫は、日本舞踊家としてだけでなく、映画や舞台、テレビドラマにも数多く出演してきました。

舞踊と演技、二つの表現を高いレベルで両立させた先駆者でした。

孫娘・爽子さんも、その道を歩んでいます。

俳優と舞踊家。祖母が体現した「二刀流」の生き方

藤間爽子さんは、女優としてのキャリアを2017年にスタートさせました。

大学卒業を間近に控えた時期、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」でデビュー。

2018年には野田秀樹脚本、中屋敷法仁演出の舞台「半神」で桜井玲香さんとW主演を務めました。

2022年にはフジテレビのドラマ「silent」でヒロインの親友役を好演し、演技力が一気に注目を集めることに。

さらに2024年、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」では主人公スズ子の幼馴染・タイ子役を熱演。

視聴者からは「引き込まれた」「やっぱりめちゃめちゃうまいな」「葛藤の演技に涙」「胸に迫る名演だった」「圧倒された」と、絶賛の声が相次ぎました。

初代藤間紫は、舞踊家と女優という二つの道を歩み続けました。

大切なのは肩書きではなく、表現者として人の心を動かせるかどうか。

祖母の生き方を見てきた爽子さんは、二つの世界で着実に実績を積み重ねています。

視聴者の反応:朝ドラでの演技に見る「一族の風格」

2024年2月、朝ドラ「ブギウギ」でのタイ子役の演技が、SNSで大きな話題となりました。

特に注目されたのが、タイ子が芸者として踊るシーンです。

「藤間流の本物だったのか!」「全てが美しい」「お座敷レベル超えてる」といった声が寄せられました。

日本舞踊家としての技術が、女優としての演技に深みを与えている——そうした印象を多くの視聴者に与えた場面でした。

タイ子の葛藤を描いたシーンでは「朝から泣いた」「もらい泣きした」「ボロ泣きした」「大号泣」という声も続出。

繊細な感情表現は、祖母から受け継いだ二刀流の生き方が根底にあるからこそでしょう。

2024年10月からは読売テレビのドラマ「つづ井さん」で初の連続ドラマ主演を果たすなど、女優としてのキャリアも着実に広がっています。

よくある質問(FAQ)

Q1:藤間爽子と香川照之は本当に親戚なの?

A:血縁関係はありませんが、義理の親戚関係にあります。

藤間爽子さんの祖母・初代藤間紫が、2000年に市川猿翁(香川照之さんの実父)と再婚したため、義理の叔父と姪という関係になります。

Q2:なぜ藤間爽子は父親ではなく祖母から直接襲名したの?

A:初代藤間紫の遺言により、「藤間紫」という名跡は女性が継ぐべきものとされていたためです。

また、小学4年生の時の「羽根の禿」で祖母や師匠を唸らせるほどの才能を見せ、早くから後継者として期待されていました。

Q3:兄の藤間貴彦はなぜジャニーズを辞めたの?

A:2010年に日本大学芸術学部演劇学科企画制作コースに進学するため、ジャニーズを退所しました。

大学卒業後は日本舞踊の道を本格的に歩み、2021年に妹の襲名と同時に初代藤間翔を襲名しています。

Q4:藤間爽子は舞踊家と女優、どちらがメインなの?

A:両方がメインです。

本名の「藤間爽子」で女優活動を行い、「三代目藤間紫」として舞踊家としても活動する二刀流を貫いています。

これは祖母・初代藤間紫が体現してきた生き方を受け継いだものです。

Q5:朝ドラ「ブギウギ」での演技はなぜ話題になったの?

A:日本舞踊家としての本格的な技術が、女優としての演技に深みを与えていたためです。

特に芸者として踊るシーンでは「藤間流の本物」と視聴者を引きつけ、感情を揺さぶる演技に「朝から涙」という声が続出しました。

まとめ

藤間爽子さんの家系図と三代目襲名の物語についてまとめます。

祖母・初代藤間紫の遺言により、26歳で三代目藤間紫を襲名
• 実父を差し置いて孫が継いだのは、「紫」という名跡が女性継承を前提としていたため
• 小学4年生の「羽根の禿」が転機となり、早くから後継者として期待されていた
• 兄・藤間貴彦は元ジャニーズJr.で、現在は初代藤間翔として妹を支えている
• 香川照之とは祖母の再婚による義理の叔父と姪の関係
• 2024年朝ドラ「ブギウギ」での演技が視聴者の間で大きな反響を呼んだ
• 祖母から受け継いだ「二刀流」の生き方で、女優と舞踊家として活躍中

初代藤間紫が孫娘に託した遺言は、単なる家元継承の指名ではありませんでした。

「紫派藤間流」という伝統を、新しい時代に羽ばたかせてほしいという、祖母から孫への深い信頼の証だったのでしょう。

藤間爽子さんは、祖母が築いた道を歩みながらも、自分自身の色で「三代目藤間紫」という名を輝かせています。

兄と共に家族で支え合いながら守る「紫派藤間流」の看板——その姿は、初代藤間紫が夢見た形そのものではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次