2025年8月21日最新情報
驚くべきことに、レコチョクが8月の注目新人として選出したバンド「fews」の正体は、実は音楽業界のベテランメンバーによる再起プロジェクトでした。
突如として脚光を浴びた謎多きバンドの真実が明らかになります。
実はメンバー全員が過去に別のバンドで活動していた実力派ミュージシャンだったのです。
この記事でわかること
- fewsメンバーの意外な前歴と経験
- 元ドラマストア・ウソツキメンバーによる奇跡の結成秘話
- レコチョク選出楽曲「囀り」に込められた深い意味
- 短期間でオリコンチャート入りを果たした驚異の成長力
- バンド名「fews」に隠された挫折からの再生哲学
音楽業界で注目を集める彼らの真の姿を詳しく解説します。
最後までご覧ください。
元ドラマストアメンバーによるfews始動の真実
fewsの中核を担うのは、2023年1月に解散したバンド「ドラマストア」の長谷川海と松本和也です。
彼らは解散の痛手から立ち直り、音楽への情熱を再燃させました。
元ドラマストアVo.長谷川海とDr.松本和也を中心に、Key.鮎京春輝、Ba.藤井浩太から成る四人組バンド
出典:fewsオフィシャルウェブサイト(2023年4月発表)
長谷川海(ボーカル・ギター、33歳)と松本和也(ドラム・コーラス、33歳)は1991年生まれの同世代。
ドラマストアでは「君を主人公にする音楽」をコンセプトに活動していました。
しかし、メジャーデビューという目標を達成できずに解散を迎えます。
松本和也は当時のインタビューで「昨年からメンバーでとあるボーダーラインを設定し活動してきましたが、達成することが出来なかった」と説明。
そのボーダーラインとは、メジャーデビューでした。
目標に手がかかっていた状態から、崖を登った先には誰もいないと分かった時の喪失感はやっぱり当時のメンバーの間では大きかった
出典:Rolling Stone Japan(2023年5月10日発表)
fewsバンド名に込められた挫折からの再生哲学
「fews」という名前には、メンバーたちの深い想いが込められています。
「few …ほとんど~ない」という英語の否定的な意味を、あえて肯定的に捉え直した命名です。
長谷川海はバンド名について次のように説明します。
英語で加算名詞の前につく「少ない」って意味の「a few」から「a」を取ると「ほとんどない」という否定的な意味になる
出典:Rolling Stone Japan(2023年5月10日発表)
多くのものを溢してきた彼らが、僅かな大切なものを守るためのポップスを表現する。
これがfewsの音楽コンセプトです。
「溢してきたものを”すくう”音楽」として、新たな表現を追求しています。
-溢してきたものを”すくう”音楽- 「few …ほとんど〜ない」から転じて、多くのものを溢してきた僕らの、僅かな大切を守るためのポップス。
fews実力派メンバーの意外な経歴と復活劇
鮎京春輝(キーボード)と藤井浩太(ベース)も、それぞれ異なるバンド経験を持つベテランです。
特に注目すべきは藤井浩太の復活ストーリー。
彼は元「ウソツキ」のベーシストとして活動していました。
ウソツキが、11月のワンマン・ツアーをもって林山拓斗(Dr)と藤井浩太(Ba)が脱退することを発表した。藤井は患っていた胸郭出口症候群の治療に専念し
出典:Skream!(2021年9月13日発表)
胸郭出口症候群とは、首から腕にかけての神経や血管が圧迫される病気です。
ベーシストにとっては致命的な症状。
藤井は一時期、ステージに立つことさえ困難な状況でした。
長谷川海は彼らの結成について「奇跡の積み重ね」と表現しています。
その時浩太も肩の怪我でバンドを退いていて、もうステージに立つかさえ分からないって状況だった
出典:Rolling Stone Japan(2023年5月10日発表)
病気による療養を経て、fewsでの新たな音楽活動に復帰した藤井。
4人が出会えたのは、まさに運命的な巡り合わせでした。
fews驚異的成長を遂げる活動実績と注目度
fewsは2023年4月の結成以来、音楽業界で着実に存在感を示しています。
特筆すべきは、新人バンドとしては異例のスピード成長です。
2023年の主要実績
- 4月:fews結成
- 5月:1st mini Album『re:cue』リリース
- 7月:始動ワンマンライブ『cue』(渋谷O-WESTソールドアウト)
- 10月:初の全国ツアー『fewsと初めてのlovismツアー』(横浜・東京ソールドアウト)
2024年の躍進
- 4月:始動1周年記念ワンマンツアー『fews party!!』(名古屋・大阪ソールドアウト)
- 7月:2nd mini Album『re:plicant』リリース(オリコン週間インディーズアルバムランキング8位獲得)
結成から1年余りでオリコンチャート入りを果たした実績は注目に値します。
各地でソールドアウト公演を実現している点も、彼らの実力と人気を物語っています。
多くの新人バンドが苦戦する中、これほどの成果を上げるのは稀有な例です。
fewsレコチョク選出楽曲「囀り」が示す音楽性の深化
2025年8月20日にリリースされた楽曲「囀り」は、fewsの音楽性を象徴する作品です。
鳥の求愛行動をモチーフにした、言語を超えたコミュニケーションをテーマにしています。
求愛に使われるコミュニケーションである鳥の囀りについてを象ったラブソング
出典:レコチョク公式(2025年8月20日発表)
「囀り」とは、鳥が美しい声で鳴くことを意味します。
特に繁殖期のオスが、メスに求愛するために発する複雑な鳴き声のこと。
言葉では表現しきれない感情や想いを、音楽で伝えようとするfewsの姿勢が表れています。
言語化できない、あるいはする必要のない、形なきコミュニケーションは種の壁の中でのみ伝わるメッセージ
出典:レコチョク公式(2025年8月20日発表)
この楽曲がEggsスタッフに評価され、レコチョクの「Breakthrough 2025.8」に選出されました。
Eggsとは、インディーズや若手アーティストが楽曲を発表できる無料音楽アプリです。
fews音楽業界での評価と今後への期待
fewsは音楽配信アプリ「Eggs」を通じて注目を集め、レコチョクの公式推薦を獲得しました。
レコチョクの「Breakthrough」は、今後ブレイク必至の注目新人アーティストを毎月2組選出する企画。
過去5か月間で選出された10アーティストの中にfewsも含まれ、「dヒッツ」でのプレイリスト展開も決定しています。
各メンバーが過去のバンド活動で培った経験と挫折を糧に、新たな音楽性を追求している点が業界関係者からも評価されています。
長谷川海は現在の心境について次のように語ります。
素直に消化はできていて、その上で楽しいっていう感情が1番にある
出典:Rolling Stone Japan(2023年5月10日発表)
挫折を乗り越えた先にある、純粋な音楽への喜び。
それがfewsの音楽に深みと説得力を与えているのです。
当時はバンドを辞めてこれからどうしようかなと色々考えていた。その時はまさか自分がもう1回バンドをできるとは思っていなかった
出典:Rolling Stone Japan(2023年5月10日発表)
まとめ
レコチョク注目新人として選ばれたfewsの正体は、音楽業界で豊富な経験を積んだベテランメンバーによる新たな挑戦でした。
- 元ドラマストアの長谷川海と松本和也が中核メンバー
- 元ウソツキの藤井浩太がベース担当(病気からの復活)
- 2023年4月結成から短期間で着実な成長を実現
- オリコンチャート入りやソールドアウト公演を達成
- 最新楽曲「囀り」でレコチョク公式推薦を獲得
- 「溢してきたものを”すくう”音楽」として独自の表現を追求
それぞれの挫折経験を音楽的成長の糧とし、新たな表現を追求している点が彼らの最大の魅力です。
単なる新人バンドではなく、豊富な経験に裏打ちされた実力派集団。
だからこそ、短期間でこれほどの注目を集めることができたのでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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